まず脚の骨折のため、椅子に座ってのダンスでした。
そして一番最初に考えたのが、原点に戻り、空間・呼吸を今迄以上に深く求めて行くダンスにしようと思いました。
そして生まれたのが、作曲小濵明人さん尺八演奏松本宏平さんとの共演「水」です。
今迄過去に見た水模様の様々な形、触感、そこに交わる光と風。
苦労の多かった作品ですが、本番は深呼吸の中でゆったり水の流れを感じながら踊る事が出来ました。
この所、色々の意味で継続の難しさをひしひしと考えていました。身体的な事、若い生徒達も学業・就職など・・・。好きだからこそ悩むのですね。そして高い壁(悩み)を乗り越える力を付けるのですね。
私もいま脚の調子は良好です。疲れも取れ、7月21日からのニューヨーク新しいダンスの波をしっかり見てきます。